こんにちは☆動物看護師の原田です
先週は春らしい風が吹いてたりもしましたが
週末から天気が崩れ、今日は少し空が暗い焼津です。
早く暖かくなってくれないかな~とも思うのですが
暖かくなるにつれて、あの虫が出てきます・・・。
夜中にプ~~ン・・・と耳元でうるさい虫
刺されたところが痒くなる。
そう!!蚊です
我が家ではもう出ています。
まだ刺しはしないみたいですが・・・
わんちゃんを飼っている方にとって、蚊は大敵ですよね
たとえ、健康なわんちゃんであっても蚊が出ている
春から秋にかけては動物病院に毎月通わなくてはなりません。
そう。フィラリアのお薬をあげなければならないのです
フィラリア症とは
そうめんのような細長い、寄生虫が心臓等に寄生する病気です。
蚊が媒介となり、幼虫を運んできます。
幼虫は体内を成長しながら移動し、最終的に最大30㎝もの
成虫になり心臓や、肺動脈に寄生します。

多数寄生することで血液の流れが妨げられ、
様々な障害が発生し、放っておくと死に至る場合もあります。
主な症状
咳が出る 元気がない 食欲がない 運動を嫌がる 呼吸が苦しそう
進行すると腹水が溜まったり、尿が赤くなったりします。
治療の方法
・薬で駆除 … 成虫が多数寄生している犬に薬を投与すると
一気に駆除されることで血管に詰まったりして
危篤な症状になることがあります
・手術で除去… 首の血管から特殊な器具を挿入して心臓から
成虫を取り出します
・対症療法 … 駆除はせず、症状に対して治療を行います。
例えば、腹水が溜まっていたら腹水を抜いたり
呼吸が苦しそうであれば酸素を吸わせたり。
治療には危険や負担が伴います
高齢犬などではさらにリスクが高くなるため
若い時からの予防がとても大切になってきます
フィラリアの予防
ノミダニの駆除薬のように首に垂らすタイプのお薬や
毎月飲んで幼虫を駆除するタイプのお薬、注射もあります
飲み薬にも色々なタイプがあります。

当院では粉、錠剤、チュアブルタイプ
色々なタイプのお薬がありますので
気軽にご相談ください
よく勘違いされている飼主様がいらっしゃいますが
フィラリアのお薬は飲んだ後1ヶ月間効くお薬ではなく
1ヶ月前に体内へ入った幼虫を駆除するお薬です!!
予防薬とは言いますが、成虫が心臓に寄生するのを予防する
という意味での予防薬なのです。
フィラリアの予防薬は、体内移行幼虫(L4)という
体内である程度(1ヶ月ほど)成長したフィラリアの幼虫だけしか駆除できないため、
最初に蚊を見た1ヶ月後から最後の蚊を見た1ヶ月後まで
お薬を飲ませなければなりません。
蚊にさされたからといってすぐお薬をあげても意味がありませんし
蚊を見なくなったからといってすぐお薬をやめてしまうと
今まであげてきたお薬が無駄になってしまいます
最後の投薬が大切なのです。
そんなフィラリアのお薬、あげる月はその地域によって異なりますが
HDU(蚊の体中でフィラリアの幼虫が発育するために必要な温度の単位)から算出すると
ここ焼津(静岡)は5月22日~11月10日となっています。
【この数値もあくまで目安です。参考値としてご利用ください】
今年もフィラリア予防薬、狂犬病ワクチン
しっかりとした予防で、健康な毎日を

先週は春らしい風が吹いてたりもしましたが
週末から天気が崩れ、今日は少し空が暗い焼津です。
早く暖かくなってくれないかな~とも思うのですが
暖かくなるにつれて、あの虫が出てきます・・・。
夜中にプ~~ン・・・と耳元でうるさい虫

刺されたところが痒くなる。
そう!!蚊です

我が家ではもう出ています。
まだ刺しはしないみたいですが・・・

わんちゃんを飼っている方にとって、蚊は大敵ですよね

たとえ、健康なわんちゃんであっても蚊が出ている
春から秋にかけては動物病院に毎月通わなくてはなりません。
そう。フィラリアのお薬をあげなければならないのです

フィラリア症とは
そうめんのような細長い、寄生虫が心臓等に寄生する病気です。
蚊が媒介となり、幼虫を運んできます。
幼虫は体内を成長しながら移動し、最終的に最大30㎝もの
成虫になり心臓や、肺動脈に寄生します。

多数寄生することで血液の流れが妨げられ、
様々な障害が発生し、放っておくと死に至る場合もあります。
主な症状
咳が出る 元気がない 食欲がない 運動を嫌がる 呼吸が苦しそう
進行すると腹水が溜まったり、尿が赤くなったりします。
治療の方法
・薬で駆除 … 成虫が多数寄生している犬に薬を投与すると
一気に駆除されることで血管に詰まったりして
危篤な症状になることがあります
・手術で除去… 首の血管から特殊な器具を挿入して心臓から
成虫を取り出します
・対症療法 … 駆除はせず、症状に対して治療を行います。
例えば、腹水が溜まっていたら腹水を抜いたり
呼吸が苦しそうであれば酸素を吸わせたり。
治療には危険や負担が伴います

高齢犬などではさらにリスクが高くなるため
若い時からの予防がとても大切になってきます

フィラリアの予防
ノミダニの駆除薬のように首に垂らすタイプのお薬や
毎月飲んで幼虫を駆除するタイプのお薬、注射もあります

飲み薬にも色々なタイプがあります。

当院では粉、錠剤、チュアブルタイプ

色々なタイプのお薬がありますので
気軽にご相談ください

よく勘違いされている飼主様がいらっしゃいますが
フィラリアのお薬は飲んだ後1ヶ月間効くお薬ではなく
1ヶ月前に体内へ入った幼虫を駆除するお薬です!!
予防薬とは言いますが、成虫が心臓に寄生するのを予防する
という意味での予防薬なのです。
フィラリアの予防薬は、体内移行幼虫(L4)という
体内である程度(1ヶ月ほど)成長したフィラリアの幼虫だけしか駆除できないため、
最初に蚊を見た1ヶ月後から最後の蚊を見た1ヶ月後まで
お薬を飲ませなければなりません。
蚊にさされたからといってすぐお薬をあげても意味がありませんし
蚊を見なくなったからといってすぐお薬をやめてしまうと
今まであげてきたお薬が無駄になってしまいます

最後の投薬が大切なのです。
そんなフィラリアのお薬、あげる月はその地域によって異なりますが
HDU(蚊の体中でフィラリアの幼虫が発育するために必要な温度の単位)から算出すると
ここ焼津(静岡)は5月22日~11月10日となっています。
【この数値もあくまで目安です。参考値としてご利用ください】
今年もフィラリア予防薬、狂犬病ワクチン
しっかりとした予防で、健康な毎日を