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お家でできるケア~ブラッシング編~

こんにちは!看護師の天野です
年が明けてもう1ヶ月も経ちますね。
早いですねぇ!
今年はブログの更新の回数も増やしていきたいなあと思っていますので、
たくさんの方に見て頂けるとうれしいです
お家でできるケア~ブラッシング編~
さて今回のお家でできるケアは、ブラッシング編です。

ブラッシングは被毛だけでなく、皮膚の健康にもかかわってくる大切なケア。
まずは動物の毛の生えかわりの仕組みからみてみましょう!

人では1つの毛穴から通常数本の毛が生えていますが、
ワンちゃんは人よりも多く、1つの毛穴から十数本の毛が生えています。
毛は、成長期→退行期→休止期という過程を繰り返しています。
これを毛周期といいます。
ワンちゃんの毛には一次毛(上毛)という毛と、二次毛(下毛)という毛があり、
簡単に言うと、一次毛は毛周期によって季節に関係なく生えかわる毛で、
二次毛は季節の変わり目(春と秋の換毛期)に生えかわる保温効果の高い毛です。

成長期被毛退行期被毛休止期被毛

全ての犬が一次毛と二次毛の両方を持っているわけではなく、
一次毛だけしか生えていない“シングルコート”と、
一次毛と二次毛の両方が生えている“ダブルコート”の犬種があります。
シングルコートの主な犬種は、プードル、パピヨン、マルチーズ等で、
ダブルコートの主な犬種は、柴犬、コーギー、ポメラニアン等です。
また、それとは別に、短毛、長毛などの毛の種類も色々あります。

被毛の種類が違えば、ケアの仕方も違います。
それぞれの被毛にあったやり方でブラッシングすることが大切なのです。

ブラッシングの効果
ブラッシングの効果は、被毛をきれいにする以外にもあります!
リズムよくブラッシングする事によって血行が良くなりますし、
いらない毛を取り除く事で新しい毛の発毛が促進されます。
また、定期的にブラッシングをしていれば、皮膚に異常が表れた時に早期に
発見できます。

ブラッシングのやり方
ブラッシングするときには、優しく声をかけながら落ち着いた雰囲気で行います。
初めは短い時間で、おりこうにブラッシングをさせたら必ずほめてあげましょう
嫌がった時も、決して怒らないようにしてください
上手にできた時だけタイミング良くほめていれば、ブラッシングが好きな子になります
では、早速ブラッシングをしてみましょう!
短毛、少し長い短毛、長毛、プードル等の被毛の4種類に分けて説明していきたいと思いますが、
長くなってしまうので今回は「短毛」「少し長い短毛」「長毛」の3種類をご紹介します。
「プードル等の被毛」のブラッシングの仕方は、後日
「お家でできるケア~ブラッシング編~part2」としてアップいたします!

短毛のブラッシング
スムースコート・チワワや、スムースのダックス、ピンシャーなどの
短毛の子には、獣毛ブラシを使用します。
獣毛ブラシスムースコートチワワ
やり方はとっても簡単!!
毛並みに沿って頭から尻尾に向かって優しくなでるだけでOKです♪
短毛種は毛周期が短いので、長毛種よりも毛が多く抜けます。
毎日ブラッシングしてあげましょう!
そして上手にできたらたっぷりほめてあげましょう

長めの毛の短毛種のブラッシング
柴犬やパグ、コーギーなどの少しだけ毛の長い短毛種の子には、
ラバーブラシを使用します。
ラバーブラシ長め短毛パグ
ラバーブラシも獣毛ブラシ同様、毛並みに沿って頭から尻尾に向かって動かして行きます。
下毛をしっかりと取りたい時には、毛並みと逆の方向に動かしましょう!
その後は毛並みに沿って整えてあげます。
たっぷりほめるのも忘れずに

長毛種のブラッシング
パピヨンやロングヘアーのダックスなどの長毛種の子には、
ピンブラシとコームを使用します。
ピンブラシ上からトーマス
他のブラシ同様、基本は毛並みに沿って頭から尻尾に向かって動かします。
持つ時はあまり力をいれず、親指、人さし指、中指の3本の指で軽く持ちます。
ブラシの正面が皮膚と平行になるように、ポンポンとリズムよくとかして行きます。
毛を軽くかき分け、毛の根元からブラシをかければ下毛もとれます
絡んでいるところがあった場合は無理に引っ張らず、指でほぐしてからブラシをかけましょう。
全身の毛をとかし終わったら、コームで整えます。
コームでとかしている時に毛が引っ掛かってしまった場合も、無理にとかさず、
もう一度ブラシをかけるようにします。
痛いことをしてしまうとブラッシングが嫌いになってしまうので、ムリは禁物です

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いかがでしょうか?
ブラッシングは慣れてしまえば簡単ですし、ワンちゃんとのスキンシップにもなります。
皮膚の健康のためにもぜひブラッシングを行ってみてください♪

次回は「お家でできるケア~ブラッシング編~part2」
「プードル等の被毛」のブラッシングの仕方と、ブラッシングを嫌がる子の対処法を
お伝えします
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