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What is Jazz? ~Jazzの魅力って?~ (院長の趣味)

今回は獣医療からちょっと離れて、趣味の音楽についてです。

2010年の3月に中部獣医師会連合会から発行された「中獣連だより」に投稿した記事をそのままアップします。

よかったら読んでください。


中獣連だより




What is Jazz? ~Jazzの魅力って?~

 ジャズを聴くこと、演奏することが僕の息抜きです。楽器はウッドベース。ウッドベースの暖かく重く深い低音が軽やかに4ビートを刻む、この躍動する音がたまらなく好きです。
 ウッドベースとの出会いは15年程前、友人の披露宴でビッグバンドのベースを頼まれたのがきっかけでした。それからウッドベースにはまってしまい、あちこちのライブに出るようになりました。以前から楽器はいろいろやっていましたが、ウッドベースは特に相性がよかったようです。ライブで演奏すればするほど上手く弾けるようになり、上手く弾けるようになったことでさらに上手なメンバーと共演する機会に恵まれていきました。プロのジャズドラマー富樫雅彦さんに、‘ビートのいい子’と褒めて頂いたことは一生の思い出です。
 ウッドベースは一見地味なパートに思えますが、演奏は毎回スリリングなものです。演奏前の細かい打ち合わせはありません。譜面も簡単なコード進行が書いてあるだけです。譜面すらない場合もあります。そんないい加減なかんじで曲目だけが告げられ演奏がスタートするので、当然演奏中にはいろんなハプニングがあります。ソリストは自由に勝手気ままな演奏をし、後ろで弾いている僕はまるで落ち着きのない幼稚園児を野放しにしたような気分です。でもベースマンはそれに動じてはいけません。どんな状況になっても寛大な気持ちで冷静に演奏しなければなりません。僕たちは音を奏でることで会話をしそれぞれに個性を出しながら‘音楽の和’を築くのです。大抵の場合、ベースがぐらつかなければ演奏は上手くいきます。‘音楽の和’は保たれるのです。
 ジャズは生演奏が一番おすすめです。ジャズを聴けるお店のほとんどが狭いので、ミュージシャンのかなり近くで生の音を聴くことができます。こうやって聴いてみると、ジャズマンの熱い魂が直接伝わってくるように思えます。流行りのJ‐POP等のようなコンピューターの打ち込みではないので、音を間違えることもあります。コンピューターはどんなに難しい演奏でも絶対に失敗しませんが、毎回同じ音しか出せません。ジャズマンは演奏中によく音を間違え、わざと譜面にない音を出すこともあります。でもそれがソリストの個性になり味になるのです。同じ楽器でも演奏する人が違うと全く別の音になります。また、ソリストは同じ曲でも毎回違う演奏をします。その瞬間だけの演奏をその瞬間だけの自分で感じる事ができる、それが生演奏の一番の魅力ではないでしょうか。
 ジャズはお洒落なBGMとしてただ流して聴くような音楽ではなく、熱いメッセージが一音、一音に込められています。決して難しい音楽ではありません。試しにジャズのCDを流してみてください。きっとしばらく聞いていたら誰でもメロディーを口ずさみたくなりますから。


読んでくださってありがとうございました。

ちなみにこの楽器が愛用のウッドベースです。

ウッドベース



今は毎日がとても忙しく音楽をやる暇はありませんが、またきっといつか・・・。

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