魚の町、静岡県焼津市にある動物病院のブログです。☎ 054-628-6468

動物愛護教室

(社)静岡県動物保護協会、志太支部が主催する動物愛護教室が2月10日焼津市和田小学校で行われ、院長が参加しました。今回は「人と動物に共通な病気のお話」と「犬の心音を聞いて動物の命の大切さを知ろう」というテーマでお話をしてきました。

動物愛護教室2011・2・10
「人と動物に共通な病気のお話」は、4年生には少し難しかったかもしれません。
話の内容はこんな感じでした。

日常生活の中にも実は危険がいっぱい。知らないうちにあなたとペットがズーノーシス(人獣共通感染症)に、感染することがあります。

ノミが刺すことによって皮膚炎を起こしたり、ノミが中間宿主となって瓜実条虫を媒介したりします。
マダニが原因となって貧血や皮膚炎を起こしたり、マダニがバベシア症やライム病などの病気を運んできたりします。
腸内寄生虫が口から感染したり(回虫、鈎虫、鞭虫など)、皮膚から感染して(鈎虫、糞線虫など)人や動物の消化管に寄生したりします。

これらの病気の感染を防ぐには・・・?

1)キスや口移し、自分と同じお箸などで食べ物をあげない。
2)トイレを清潔に。排泄物はすぐに片づける。
3)定期的なノミ・ダニ駆除、寄生虫の駆虫をする。
4)ワンちゃん、ネコちゃんと遊んだ後は、必ず手を洗う。
5)ネコひっかき病を防ぐためにネコちゃんの爪はいつも短く保つ。
6)お散歩から帰ったら動物の足を洗い、全身のノミやマダニのチェックをする。
7)動物と一緒に寝るのは、できるだけしない。
8)自分のワンちゃん・ネコちゃんの排泄物は必ず持ち帰る。
9)道ばたや草むらの排泄物には、絶対に近づかせない。
10)ノミやマダニは無理に剥ぎ取ったり、つぶしたりしない。




次にカルジオトーンという拡声器を使って、ワンちゃんの心音を聞いてみました。
この機械に付いている聴診器のようなマイクの部分をワンちゃんの胸に当てると、心音をみんなで聴けるぐらいの大きな音になります。

カルジオトーン




皆さんもご存じのように心臓は血液を運ぶポンプの役目を担っています。いろいろな臓器や皮膚、筋肉、骨などすべての細胞にエネルギー源と酸素を送り、老廃物や二酸化酸素を運び出すため、心臓は24時間ずっと動いています。心臓は生命を維持していくために働き続けているのです。

と、こんな感じでお話をしてきましたが、、、あらためて人前で話をするのは難しいな~ と実感しました。