魚の町、静岡県焼津市にある動物病院のブログです。☎ 054-628-6468

わんちゃん、ねこちゃんの食べてはいけないもの

こんにちは。今日は年に1度のイベント、バレンタインデーですね
バレンタインといえば、チョコレート
みなさんは、誰かにチョコを渡しましたか
当院の院長も、スタッフ全員からチョコをもらっていました
今日は大活躍のチョコですが、わんちゃん・ねこちゃんにとっては、
とても危険なものなのです

今日はわんちゃん、ねこちゃんの食べてはいけないものについて
少し書きたいと思います

わんちゃん・ねこちゃんが食べてはいけないもの

ネギ類
タマネギなどのネギ類には、n-プロピルジスルフィドという犬猫の赤血球に対して
毒性のある物質が含まれており、食べると溶血性貧血や血色素尿を引き起こします。
にんにくも貧血や皮膚炎、喘息などを引き起こす事があるのであげないでください。
ネギ類はユリ科の植物でもあるので、ユリ科の観賞用植物(チューリップ等)も根っこを
誤って食べたりしないよう、注意が必要です。


チョコレート・カカオ類
カカオに含まれているテオプロミンにより、嘔吐、下痢、頻脈、けいれん等を引き起こします。
突然死もあるので、わんちゃんの手が届くところにはチョコは置かないように気をつけましょう!

貝類・甲殻類
ビタミンB1を分解するチアミナーゼが含まれているため、ビタミンB1欠乏症を引き起こします。
加熱すればOK。

牛乳
上手に乳糖を分解できない乳糖不耐性の犬猫は下痢になってしまいます。

キシリトールを含む食品
低血糖をおこします。

ブドウ
急性腎不全をおこします。

生の卵白
加熱したり、卵黄と一緒に与えれば問題ありません。

香辛料
犬や猫は辛みや苦味に敏感なので刺激の強い香辛料は与えないようにしましょう。

生肉
細菌により食中毒や消化器障害を生じるおそれがあります。

はちみつ
ごくまれに『ボツヌリス菌』という細菌が入り込むことがあり、中毒を起こします。
子猫や子犬には与えない方がいいでしょう。

塩分を多く含む食品
心臓や腎臓の障害を引き起こす危険性が高まります。
特に飼主さん(人間)の食べ物は塩分が強いので、あげないようにしましょう。


ねこちゃんが食べてはいけないもの

ドッグフード
犬と猫では必要な栄養素が違います。
長期間ドッグフードを食べさせているとさまざまな栄養障害を起こします。
それぞれの動物用に作られたフードを与えるようにしましょう。

プロピレングリコール
これを摂取するとハインツ小体が生じ、ネギ中毒と似たような症状を起こします。
水分保持剤や保湿剤として、プロピレングリコールが添加されている食品や、
化粧品があるので気をつけましょう。

α-リボ酸
α-リボ酸を含む人間の健康食品を摂取した猫で、消化器症状や肝障害、死亡例などがあります。
動物の手や口の届くところに、人間の薬やサプリメントを置かないよう注意しましょう。


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どうでしょうか
私たち人間が食べても平気なものでも、わんちゃん・ねこちゃんにとっては
とても危ないものがたくさんあります
特に危険なものが、ネギ類とチョコレート類なので、
今日はバレンタインでチョコをもらったからといって
わんちゃん・ねこちゃんには与えたりしてはいけません
上記のものは、なるべくわんちゃん・ねこちゃんの手の届くところには置かないことが大切です