魚の町、静岡県焼津市にある動物病院のブログです。☎ 054-628-6468

下痢について

こんにちは☆看護師の原田です

9月に入りましたが、まだまだ暑いですね~
早く涼しくなってくれればいいのですが。。。今年も残暑が厳しそうです


今日はわんちゃんねこちゃんに多い症状、下痢についてお話させていただきます。



下痢とは。。。
糞便中の水分含有量が増加したために糞便が液状または液状に近い状態のことをいう。
排便回数の多少は問題とはならないが、一般的に排便回数は増加する場合が多い。

原因
大きくは小腸性下痢と大腸性下痢に分かれるが、原因は非常に多様である。
・寄生虫
・腐敗した餌の摂取
・薬剤の影響
・細菌
・ウィルス
・毒素
・膵炎(急性・慢性)
・腸のリンパ管拡張症
・潰瘍や腫瘍・腸炎
・腸閉塞
・肝臓・胆道系の異常
・甲状腺機能亢進症などの病気
・アレルギー
        等

下痢では糞便に変化がみられるが、単独で下痢がみられる場合と
嘔吐、元気消失、食欲不振などの症状が合併する場合もある。
たとえば、短期間であっても嘔吐などが合併すると、栄養障害、脱水、
体内の酸-塩基平衡がくずれて致命的となることもある。
さらに糞便の各種性状は原因によってかなり異なる。

症状
[食事内容の変化による下痢]
下痢意外の症状は見られないが、腸内にガスがたまることがある。多くは数日で治癒する。

[寄生虫による下痢]
便の色調が変化することはあまりないが寄生虫種によっては血液ないし粘血が混じることがある。
寄生が長引くと下痢が長期にわたり栄養状態が悪化するので糞便検査が必要である。

[ウィルスによる下痢]
ウィルスが胃腸に感染してウィルス性胃腸炎をおこすと、出血を伴う下痢が発現する。
下痢以外に食欲廃絶、嘔吐、腹痛、発熱、脱水などを合併する。

[細菌による下痢]
一般的には下血や粘膜の排泄を認めるが、食欲不振、元気消失、発熱、
脱水、嘔吐、腹痛などウィルス性下痢と同様の症状を示す。

[膵炎による下痢]
慢性的な下痢のほかに激しい体重減少がみられる。
食欲は旺盛であるが毛並みは悪く、軽度の貧血もみられる。
脂肪分を消化できなくなるため、糞便中に大量の脂肪分が排泄される。
糞便量が非常に多いことも特徴のひとつである。

対策
いずれの原因による下痢の場合においても、下痢の原因に対する治療にあわせて、
輸液など対症療法を実施する必要がある。




下痢にも一過性ですぐ治ってしまうものと大きな病気が隠れているもの。。
様々な下痢があります

何回も下痢が続くようでしたら、早めの動物病院受診をおすすめ致します