魚の町、静岡県焼津市にある動物病院のブログです。☎ 054-628-6468

膀胱炎について

こんにちは!看護師の天野です♪
朝と夜は大分冷え込みますね。
我が家では先週ストーブを出したところ、さっそく犬達が占領しています

今日は、人でもよく耳にする「膀胱炎」についてお伝えします。

膀胱炎

人も罹りやすい膀胱炎ですが、ワンちゃん、ネコちゃんにも少なくありません。
しかし、ワンちゃん、ネコちゃんは体の不調を話して伝える事ができません…
ですので飼い主さんが体の異変に気づいてあげることが重要です。
特に散歩中に少しずつ何回も排尿する子は、尿の異常に気付きにくいものです。
そういう子の場合はティッシュなどの白い紙に尿を吸いとって、
色やにおいは正常か…などチェックしてみてください


原因
膀胱炎の原因は細菌感染です。
大腸菌やブドウ球菌、レンサ球菌などの糞便に由来する細菌が
尿道を上がっていき、膀胱の上皮粘膜で感染→炎症を起こします。
オスは前立腺の防御機能が働くのでメスよりは起こりにくいと言われています。
しかし、慢性の感染症にかかっている場合は膀胱炎を続発することがあります。

症状
痛みと頻尿が主な症状です。
何度もトイレに行き、1回の尿量が少ないのが特徴です。
排尿時の痛みにより、大声を出すこともあります。
感染により尿道が腫れ、排尿困難に陥ることもあります。
排尿困難から尿道閉塞、尿毒症、膀胱破裂も起こり得ます。
尿は、白く濁った膿尿が出たり、
粘膜から出血がある場合は血が混じったりすることもあります。
急性膀胱炎では、発熱や元気消失、食欲低下なども起こします。

治療
2~3週間の抗生物質の投与が必要です。
症状が改善されたからといって途中で投薬を止めずに、
獣医師に指定された量を飲ませ切ることが大切です。


膀胱炎


今回は膀胱炎について書きましたが、
頻尿、血尿などが認められる場合単純な膀胱炎だけではなく、
尿石症、膀胱の損傷、腎臓の障害、感染症、腫瘍、止血異常など
様々な原因が考えられます。
普段から尿の状態をチェックし、異常を感じた場合は
動物病院を受診しましょう!
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