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お家でできるケア~肛門のう編~

こんにちは!看護師の天野です
今日はお昼頃から雨が降ったり止んだり・・・
台風が近づいてるようですね

さて、第2回目のお家でできるケアは、『肛門のう編』です

お家でできるケア~肛門のう編~

肛門のうとは?
わんちゃん、ねこちゃんのお尻には、肛門嚢(こうもんのう)という袋があります。
肛門のうは肛門の両側にあり、中には液体状か、どろっとしたペースト状のものが入っています。
色は個体差がありますが茶色っぽく、とってもくさいです
この液体には個体識別やにおいづけの役割があると言われています。
排便時に便と一緒に排泄されますが、溜まりやすい子もいます
肛門のうの位置
肛門のうが溜まっていると、
お尻をこすってあるいたり、お尻を気にするようなそぶりをみせます。
ずりずりこするおしり気になる
肛門のうの中身が溜まりすぎると
細菌感染等により、肛門のう炎を起こすことがあります
肛門のう炎が悪化すると、肛門のうが破裂したり、周囲に穴があいたり・・・
なんていうことも考えられます
場合によっては手術により肛門のうを摘出しなければならなくなります。

それを防ぐために、肛門のうしぼりをして、
肛門のうの液体を定期的にだしてあげることが重要です!

肛門のうのしぼり方
まずは効き手と反対の手でしっぽを上に持ち上げておきます。
次に効き手で肛門の左右の斜め下に、親指と人差し指を添えます。
あとはググッと押し上げるようにしぼります!
 ※シャンプーの時に行うか、ティッシュをかぶせて行ってください。
肛門のうの絞り方
注意
・液体が飛び出てくることがあります。
・服や髪の毛につくと、においがなかなか取れないので気をつけてください。
・わんちゃん、ねこちゃんが嫌がる場合があります。

簡単にやり方を説明しましたが、初めてだとなかなかうまくできません。
肛門のうしぼりができる方に1度みせてもらうと良いと思います
もちろん当院のスタッフも全員できますので、声をかけて頂ければ実演いたします
慣れてしまえばお家で簡単にできるので、溜まりやすい子は月に1回はしぼってあげるといいですね

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